2009年7月21日火曜日

八丁堀界隈 S51卒 金子 由実


 私の勤務先がある八丁堀は、銀座からも近く、東京駅から歩いても20分と掛からぬところにありながら、都心とは思えぬ古い町並みが残っています。最近はマンションなど数多く建つようになりましたが、それでも戦前の昭和を感じさせるような古い建物があちこちに見られます。

 このあたりは、近くに聖路加病院があったことで戦時中米軍の爆撃を免れ、多くの建物が焼かれずに残ったといわれています。仕事が早く終わった時などそんなレトロな建物を探して歩くのも楽しいものです。

 又、江戸時代には多くの与力・同心が住み、池波正太郎の鬼平犯科帳のモデルとなった長谷川平蔵が少年時代を過ごした屋敷もあったそうです。謎の浮世絵師写楽も住んでいたとの説もあります。そんな当時に思いをはせて歴史探訪してみるのも面白いかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿