2009年7月8日水曜日

宮田先生講義および懇談会 S61卒 渡辺 敏行

 今日は宮田清蔵先生が環境化学IIIの講義のために来学された。環境化学IIIは今年から開講された工学部共通科目である。その中の一環として宮田先生が地球温暖化の原因や、燃料電池に関する最近のトピックスを学部生向けにわかりやすく講義された。ご存じない方もいるかもしれないので、補足しておくと、宮田先生は2001-2005年まで農工大の第14 代学長として選出され、農工大の発展に多大な貢献をされた。その後、2005年から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)シニアプログラムオフィサーとして燃料電池開発の総責任者として活躍しておられる。特に燃料電池の普及のためには白金代替触媒の開発が不可欠なので、群馬大学の尾崎純一先生が開発した、白金を使わないカーボンアロイ触媒の研究開発を国家プロジェクトとして推進しておられる。このカーボンアロイ触媒の様々な可能性について言及された。近々日経産業新聞等に衝撃的な実験結果を発表されるそうであるから、興味のある方はウォッチしていてほしい。
 その後農工大通りの奴寿司にて有機材料化学科を中心とした12名の先生方と宮田先生を囲んで懇談会を行った。農工大の今後について熱く語りあった。宮田先生からは、農工大がさらに飛躍するための色々なアドバイスを頂いた。宮田先生に感謝。
講義の写真は後ほどアップします。

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