2009年6月30日火曜日

大学院の入試 S61卒 渡辺 敏行

 今日は大学院の筆答試験免除(ペーパーテスト免除)の面接を行った。今は学部で卒業する学生が非常に少なくて、8-9割が他大学も含めて大学院に進学する時代である。現在の農工大には大学院の部局が工学系で3つあるので、学生は農工大を3回受験することができる(農学部も受験すれば4回。大学院浪人がいた時代が信じられない)。ちなみに工学府と呼ばれているのが昔の工学研究科、その他に大学院生物システム応用科学研究科、大学院技術経営研究科がある。詳しくは大学のWebページを見てください(http://www.tuat.ac.jp/department/graduate_school/index.html)。学部定員41名のうち、約27名ぐらいが、本学の大学院に進学する。今回試験に合格した学生の諸君には、社会で本当に役立つ基礎学力と適応力・応用力を身につけて欲しいと思う。社会人になってからでは、なかなか自由に勉強する時間が取れないので。今後世の中がどのように変わっていくかわからないが、自然科学分野の原理原則は変わらないのだから。

2009年6月27日土曜日

Google Analyticsの設定 S61卒 渡辺 敏行

 今日は研究室の検討会が終了した後、ブログの統計データを調べた。本ブログの一番下にはアクセス解析という項目があるが、ここにはGoogle Analyticsのコードを埋め込んである。Google Analyticsを使用すると、ユーザーが何処からアクセスしているかとか、どのブラウザやOSを利用しているか、使用しているモニターのサイズはどのぐらいか、滞在時間はどのくらいか等の情報がわかります。実は設定がまずくて昨日まで統計が上手く取れていなかった。何しろアクセス数ゼロと表示されるのだから。少し調べてWebに埋め込むGoogle Analyticsのプロファイル番号が間違っていることに気がついた。コードを修正して作業終了。

2009年6月26日金曜日

マイケルジャクソン急逝 S61卒 渡辺 敏行

 マイケルジャクソンが急逝してしまった。熱烈なファンではなかったが、コンサートに行ったこともあるし、学生時代に良く聞いていたので、彼の早すぎる死は残念だ。もっとも年を取ったマイケルジャクソンも想像できないけど。カリスマ性がすごいシンガーだったけど、本当に伝説の人になってしまった。一つの時代が終わってしまった。そんな感傷に浸ってる暇はなく、今日は特許の拒絶通知書に対する弁明書を作成したり、秘密の仕事をしたり、結構あわただしかった。これから四十九日の法要の準備もしなければ。夜には繊維・有機材料部会のメーリングリストの試験をしてみた。つい間違ってメーリングリストに返信してしまい、不必要なメールをS61卒の皆さんに送ってしまった。すいません。メーリングリストへの投稿は承認をしないと発信できないように設定を変更しておきました。メーリングリストへの返信はfib_org@cc.tuat.ac.jpへお願いします。

2009年6月25日木曜日

英国ブライトン大学に留学 H17卒 須賀 陽介



渡辺研の博士課程の須賀です。先週金曜日からITPプログラムで間英国ブライトンに滞在しています。滞在期間は6カ月です。

大学は滞在先の大学寮から徒歩で15〜20分の場所にあります。


建物内にはATMやカフェがあり慣れれば便利に感じると思います。


ブライトンでの生活はようやくネットが使えるようになったくらいでまだバタバタしていますが、時間を見つけて、報告していきたいと思います。


写真にもありますようにビーチリゾートでもあるブライトンは活気がある街の印象です。

夜9時位まで明るく、朝は4時には日が昇ります。天候も朝晩は長袖が必要ですが、おおむね良好です。

いたるところにカモメが飛んでいるようなところで散歩だけでも楽しめます。

2009年6月24日水曜日

M先生送別会およびOs先生歓迎会 S61卒 渡辺 敏行


 今日は国分寺駅北口の国分寺元気本舗 長男 猿酔家(サスケと読む)でM先生の送別会および大坂先生の歓迎会を行った。まだ正式な辞令が出ていないので、伏せ字にしてあります。ビールで乾杯の後、ミニ樽が出てきたので、M先生に鏡開き(鏡割り)をしてもらった。写真は鏡開き後のものです。本当の鏡開きはすごく大変な作業なんですね。Webで記事を見つけたので、興味のある方は見てください(http://taru.naniwamasamune.com/product/open.htm)。20分くらいかかるそうです。店内が暗いため鏡開きの瞬間のM先生の写真をうまく取れませんでした。ごめんなさい。M先生は准教授に昇格して異動される。異動先の大学は有機エレクトロニクスのメッカなのでM先生の研究ともマッチすると思う。より一層の飛躍を期待しています。大坂先生とは高分子ゲルや超臨界流体の件で、共同研究ができそうだということがわかった。よろしくお願いします。送別会&歓迎会ではボーナスの件や組合の問題等の話が出た。組合員費の件、荻野先生よろしくお願いします。今の組合員費は高すぎます。そのまま同じ店で2次会に突入。

2009年6月23日火曜日

Googleリーダーを使ってみた S61卒 渡辺 敏行

 Googleリーダーを使って部会ブログを見てみました。Googleリーダーで登録フィードを追加を選択し、このブログのURL(http://fibertextile.blogspot.com/)を入力して登録すると、記事が更新された場合、自動的にアーカイブを収集してくれます。今は投稿者が一人しかいないので、意味がないかもしれませんが、投稿者が増えたら、便利なツールだと思います。RSSリーダーを知らない卒業生対象に、一度使い方の講習をする必要があるかもしれません。最近では種々のRSSリーダーがあるようなので、何が使いやすいか、探索している最中です。ちなみにGoogleのGmailに既にアカウントを持っている方は、本ブログの登録から投稿を選択し、スクロールすると一番上にAdd to Googleと表示されますので、そこをクリックしてもらうと自動的にiGoogleにブログが登録されます。試してみてください。

2009年6月22日月曜日

部会員のメールアドレスを調査しています S61卒 渡辺 敏行

 部会運営の効率化のために部会員のメールアドレスを調査しています。部会の学年幹事の方から調査依頼があると思いますが、ご協力よろしくお願い申し上げます。部会も会員数が2500名近くになり、会員へのお知らせ等を封筒で発送すると、通信費だけで200,000円かかります。メールアドレスをお知らせいただけると、より頻繁に会員への情報、Webページやブログの更新情報を提供することが可能になります。収集したメールアドレスは外部に一切漏洩しないように、注意して取り扱いますので、是非fib_org@cc.tuat.ac.jpまでメールアドレスをお知らせください。その際、メールアドレスの他に卒業年度、氏名を併せてお知らせください。

2009年6月19日金曜日

関連するサイトのリンク先追加 S61 渡辺 敏行

 関連するサイトとして部会のWeb等をリンク先に指定した。どなたか、本ブログの読者に登録してください。よろしくお願いします。繊維・有機材料部会ブログ登録で投稿を選択し、スクロールしてAtomを選択するとRSSリーダーで記事が読めます。

2009年6月17日水曜日

研究院教授会 S61卒 渡辺 敏行

 今日は研究院の教授会が開催された。研究院とは教官が所属するバーチャルな組織で、教官は研究院から工学部や工学府(昔の工学研究科)に出向いて授業をするのである。バーチャルな組織の利点は、組織の組み替えが機動的にできるという点にあるが、それに予算が伴う訳ではないので、所属する側とすると、あまりメリットを感じない。また、外からみた時にわかりにくいというデメリットもある。研究院がどういう組織か知りたい方は大学のwebページを見ていただくとよい。
http://www.tuat.ac.jp/department/graduate_school/kenkyuin/index.html
 最近は文部科学省の大学院教育改革プログラムに採択されたりすると、そのグループが研究院内で拠点を形成して、専攻を超えて、化学系、生命系、物理系で共通教育を行ったりすることがある。この辺は研究院という組織形態のメリットになるのだと思う。この研究院、これまでは工学系と農学系が一緒になっていたのだが、来年度から工学系と農学系にまた分離することになるそうだ。これは教育認証評価や法人評価が学部や学府ごとに行われるので、その方が資料作成の作業効率が良くなることに起因するようである。両評価共に、学位授与機構ならびに文部科学省から膨大な資料の作成を要求されるので。
 さて、教授会後の懇親会で松永副学長より聞いた話によると、農工大は約100億の運営交付金を文部科学省から貰っている。また、競争的資金を40億円獲得している。運営交付金に対する競争的資金の割合は40%で、全国で4位に入るそうだ。大学は5年間の中期目標を策定し、
それをどれだけ達成したかで、次の5年間の運営交付金が決まる筈だったのであるが、結局文部科学省では大学の序列化ができず、文部科学省を通じて対財務省との折衝で予算が決まっていくようである。
 運営交付金は毎年1%づつカットされていくので、農工大としては如何に競争的資金を獲得するかに今後の命運がかかっているのである。農工大の社会的評価があがり、潤沢な教育予算が獲得できるよう、卒業生の方々も応援ください。

2009年6月16日火曜日

部会名簿作成作業 S61卒 渡辺 敏行

更新が停止していた部会名簿の編集作業に入った。S39卒の岡村氏にお手伝いをお願いしている。個人情報の保護に留意しながら、なるべく使い易い名簿の作成を目指したいと思う。
農工大が卒業生に永久に利用できる電子メールアドレスを与えるべきだと思う、今日この頃である。

Bloggerにブログを移動しました。

繊維・有機材料部会ブログをBlogger (Google)に移動しました。学外からブログの管理運営ができるようになります。

2009年6月15日月曜日

須賀君壮行会 S61卒 渡辺 敏行



D3の須賀君の短期留学が決定した

。留学先はイギリスのブライトン大学である。およそ6ヶ月の予定である。今日は彼の壮行会とM2の中島君の就職祝いを兼ねて三鷹駅前の彩菜炉房がぜんに来た。

 ざる豆腐が一番おいしかった。飲

み放題にもかかわらず、お酒を手早

く提供してくれて、スムーズに会は進行した。店員さんの愛想も良かった。

 須賀君には是非とも今やっている研究を別の視点で解析してきて欲しいと思う。また、研究とは別にイギリスの生活も満喫してきてください。

 最後に、学生達から須賀君へのプレゼント贈呈。甚平と扇子であった。

 それ着て渡英してください。

2009年6月11日木曜日

繊維学会年次大会その2 S61卒 渡辺 敏行

今日は繊維学会年次大会2日目である。オーラルプレゼンテーションと昨日に引き続きポスタープレゼンテーションが開催された。このポスター発表に参加している若手75名の中から4名にポスタープレゼンテーション賞が授与されるのである。自分が学生の頃にこういう賞があったら、学会発表のモチベーションもさらにあがっただろうなと思います。さて、当学科村上研究室M1の内田祐介氏が4名の中の1名に選出された。学生の数からいくと、旧帝大や東工大には遠く及びませんが、農工大の学生は学会では良く評価され、賞をたくさん取ってくるのである。村上先生、内田君本当におめでとう。内田君、是非博士課程に進学してください。ポスター賞が受賞できるかできないかは紙一重。受賞できなかった発表でも素晴らしい研究がたくさんあった。発表した学生さん、ご苦労さまでした。

2009年6月10日水曜日

繊維学会年次大会および画像学会08 S61卒 渡辺 敏行


今日は繊維学会年次大会が江戸川区タワーホール船堀で開催された。本学科の殆ど(多分90%)が参加している学会であり、実行委員長は本学科の重原先生であった。そんな訳で農工大の先生も大忙しの3日間なのである。嬉しいことに、本学科の斉藤拓先生が繊維学会賞を、当研究室の技術職員の戸谷健朗博士が繊維学会論文賞を受賞された。斉藤先生は「超臨界二酸化炭素を利用した高分子の高次構造制御」、戸谷先生は「繊維・樹脂複合体を利用した新規偏光素子」が受賞対象となった業績である。

 さて小生は懇親会に出席せずに、品川駅港南口のコクヨホールに向かった。ここでは画像学会08が開催されており、そちらの懇親会に参加した。小生とD3であった平田修造氏(現九大)の連名で日本画像学会コニカミノルタ研究奨励賞を頂いたのである。表彰状と副賞を頂きに伺った。

 熱履歴に応じて発光と消光が自在に制御できる材料が開発されたことが評価されたものである。偽造防止材料としての塗料に利用できそうだということで会社からも関心が寄せられている。R社さん、I社さん実用化の方よろしくお願いします。

 なお、懇親会で画像学会論文賞を受賞したD社の前田博巳氏に会った。前田氏は、当大学電子工学科の小林研出身で、良くクリーンルームで一緒に実験をした仲間であった。世間は狭いですね。ちなみに写真はコクヨホールです。

2009年6月9日火曜日

JST 戦略的イノベーション創出推進事業 S61卒 渡辺 敏行

今日は共同研究先に提出する試料を作製した後、JSTの戦略的イノベーション創出推進事業の説明会に参加した。年間1億円を研究開発費として利用して10年間に渡って研究を推進するというものである。研究費も研究期間も破格のプロジェクトである。今日開催された研究テーマは「高分子光波マニピュレーション」で、我々も20年の長きに渡って研究してきたテものである。しかし、それでも10年後の実用化は難しい気がする。会場から光の有効利用という点で蓄光材料の開発を考えて欲しいという意見が出たが、我々が開発した有機蓄光材料は蓄光時間が4-5秒だから、研究課題としてはちょっと難しいかな。やはり無機材料とのハイブリッドを考えるしかないかな。

2009年6月6日土曜日

高校の教員との懇談会 S61卒 渡辺 敏行


今日は午後から高校の教員との懇談会を開催しました。高校生が受験してくれないと大学はその存在意義がなくなってしまうわけですが、そのためにには受験生より先に、まず高校教員に有機材料化学科の存在をアピールする必要があるわけです。ちなみに有機材料化学科の昨年度前期入学試験の応募倍率は4.3倍でした。ここ数年工学部は少子化もあいまって、受験倍率は長期低落傾向にあります。応募倍率が3倍を切ってしまうと、微分、積分もできないような学生も入学できてしまうので、その後の教育が大変になるわけです。

 懇談会に参加していただいた高校は都立日比谷、都立三田、都立西高、都立戸山、都立小石川、都立国立、都立武蔵、東京工業大学付属科学技術高等学校など約12校でした。学科の入試制度、カリキュラム、教育方針、就職先などを紹介し、高校での理科教育の問題点、大学入試の問題点等について話し合いました。今回参加していただいた高校からはいつもコンスタントに学生が入学していますが、それでも入試機会が年に4回あることを知らない進路指導の先生もいるので、有機材料化学科を応援してくれる理科教員や進路指導の先生を増やすことは重要なのです。受験の際に高校の先生や先輩からの推薦で進学する大学を決定する学生は3-4割いるので、高校の先生からの援護は非常に重要なのです。それと同様に家族や親戚からの推薦も重要です。卒業生の皆様の身近に受験生がいたら、是非農工大を薦めてください。

2009年6月5日金曜日

EAS4での講演 S61卒 渡辺 敏行

今日は大阪国際センターで開催されたThe Forth East Asia Symposium on Functional Dyes and Advanced Materials でりん光記録材料に関する招待講演を行った。機能性色素の第一人者が集まり、熱気溢れる討論を行っていた。当研究室からはポスタープレゼンテーションにM1の学生の寺山直毅君がエントリーした。英語での発表は初めてなので、大変緊張したと思う。外国人が殆どいなかったのが救いだっかかな。お疲れさまでした。下の写真は大阪国際センターです。