2009年6月10日水曜日

繊維学会年次大会および画像学会08 S61卒 渡辺 敏行


今日は繊維学会年次大会が江戸川区タワーホール船堀で開催された。本学科の殆ど(多分90%)が参加している学会であり、実行委員長は本学科の重原先生であった。そんな訳で農工大の先生も大忙しの3日間なのである。嬉しいことに、本学科の斉藤拓先生が繊維学会賞を、当研究室の技術職員の戸谷健朗博士が繊維学会論文賞を受賞された。斉藤先生は「超臨界二酸化炭素を利用した高分子の高次構造制御」、戸谷先生は「繊維・樹脂複合体を利用した新規偏光素子」が受賞対象となった業績である。

 さて小生は懇親会に出席せずに、品川駅港南口のコクヨホールに向かった。ここでは画像学会08が開催されており、そちらの懇親会に参加した。小生とD3であった平田修造氏(現九大)の連名で日本画像学会コニカミノルタ研究奨励賞を頂いたのである。表彰状と副賞を頂きに伺った。

 熱履歴に応じて発光と消光が自在に制御できる材料が開発されたことが評価されたものである。偽造防止材料としての塗料に利用できそうだということで会社からも関心が寄せられている。R社さん、I社さん実用化の方よろしくお願いします。

 なお、懇親会で画像学会論文賞を受賞したD社の前田博巳氏に会った。前田氏は、当大学電子工学科の小林研出身で、良くクリーンルームで一緒に実験をした仲間であった。世間は狭いですね。ちなみに写真はコクヨホールです。

0 件のコメント:

コメントを投稿